高島綿織物のこと

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びわ湖の西、高島地域で織られる高島綿織物。江戸時代から続く伝統産業ですが、比良山系からそそぐきれいな水とびわ湖の湿潤な気候があって発展してきました。高島綿織物といえば、「綿クレープ」が有名です。クレープとは、ヨコ糸に強い撚りをかけた糸を使用し、表面に独特なシボを出した織物です。

「1/6fabric」では、高島市内の工場で綿クレープの製織を行っています。 綿クレープは吸放湿性に優れ、さらっとした感触が特徴です。ぜひ一度手に取って触れてください。

機織りの準備作業です。

1本ずつ糸を通します。

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織りあげているときはシボがわかりません。

主に使用されているエアージェット織機です。

織上がった生地を検反し、

汚れがないかをチェックします。

出荷前の生地です。

この後に染色などの工程へと送られます。