湖東麻織物のこと

main002

びわ湖の東、湖東地域で麻織物が発展した背景には、びわ湖の湿潤な気候と鈴鹿山脈からの湧水が影響しています。
生産工程で乾燥に弱い麻織物は、湿度の高い環境で育まれてきたのです。 江戸時代には彦根藩の庇護のもとで発展し、近江商人の手によって全国へと広まりました。
「1/6 fabric」では、今では少なくなった機屋さんで麻の製織を行っています。十数台ある織機の中から、使用する麻の太さや混率によって織機を変えて生産しています。 麻は手触りが良く吸湿性に優れた天然素材で、洗濯耐性もバツグンです。

fab01

レピア織機による麻の製織です。

fab04

丁寧に手入れされた織機です。

fab05

生地の端を切り落としながら製織しています。

fab02

糸切れなどが生じた場合、すぐに修正します。

fab03

林社長も自ら機場に立たれます。

麻に対する知識と情熱はさすがの一言。